東洋医学と西洋医学  ~後編①~

こんにちは

八広院の村越です。

今回は西洋医学と東洋医学それぞれの問題点について・・

 

まずは西洋医学(狩猟の医学)から

一つ目は、撃ち殺した獲物の死体や死骸の後始末です。

医師が病気の原因となるものを見つけ薬を使って殺し・・去ったあと、

体の中には、バイ菌やウイルスの死骸、薬のカスなどが取り残されます。

自然であれば浄化力が働き、大地に帰ります。

しかし、体内ではそうはいかず・・

自身の力で体外に運び出さなければなりません。

 

これらを排出できないと、後遺症が残ったり、副作用が起きたりします。

また、体外に排出するために働いた腎臓や肝臓は疲弊してしまいます。

 

西洋医学の基本は検査・診断と治療(見る、殺す)です。

そのたの医療技術は進歩をとげ、開発されてきました。

しかし、その後の掃除については、今後の課題と言えるでしょう。

 

二つ目は、獲物が見えないとき・・

西洋医学の基本は検査・診断と治療(見る、殺す)ですが、

逆に言えば、見えない病気は治療のしようがないのです。

検査をし、病気の原因を探し出し治療をする。

西洋医学で検査が行き過ぎになりやすいのは、必然傾向であるのかもしれません。

 

三つ目は、狙いを外すと・・

検査の技術が進歩してもなお見えないものが、たくさん残されています。

そんな相手を治療しようとすると・・

バイ菌やウイルスを狙ったつもりが、正常な細胞や体の役に立つ細菌を殺したり、傷つけることがあります。

ですから原因のはっきりしない病気は治すのも難しいですが、薬の副作用も強く出やすいのです。

 

四つ目は、自然の摂理に逆らえるか・・

健康の邪魔になるもの、体の害になるものを見つけ・・

取りのぞき、病気を征服したと思っても・・

 

生活や体質が変わらなければ、自然発生を止められません。

 

 

対象の空間を縮小してきた西洋医学ですが、

健康を長持ちさせるとか増進させるとか、

日常生活全て、人間の心と体の全てにかかわるような問題は苦手とするところなのです。

 

「医者の不養生」という言葉がありますが、

医師の忙しさというニュアンスの陰に、

養生についての自信のなさが隠されているとみることも出来ます。

 

長くなってしまったので東洋医学に関しては次回‥とします。

 

興味・関心のある方はこの機会にぜひお問い合わせください

巣鴨総合治療院・整骨院 八広院  03-6657-0267

お待ちしております

 


コメントを残す