免疫について②(お体の基礎知識2)

こんにちは!
松浦です!

日曜日は毎回おすすめの本を紹介しているのですが、今回は先々週の続きの免疫について書いていきます!

おすすめ本は来週紹介しますね(^^♪

 

前回の話では高熱や鼻水などの風邪の症状は実は免疫が働いている証なんだよ、というお話をしました。

今回は免疫が働く仕組みについてお話をしていきたいと思います!

 

体内に菌やウイルスが侵入してきたときに、それらが増殖して悪さしないように対処するのは「白血球」になります。

 

白血球は血液の中に存在して、色々な種類があります。

ウイルスや菌を直接攻撃する「キラーT細胞」や、壊すのではなく丸ごと食べてしまう「マクロファージ」というものもあります。

 

では、白血球は(体内という複雑な環境の中で)どのようにしてウイルスや菌を見つけているのでしょうか?

 

実はこれはすごーく大事な話になります!!

 

何故なら白血球は細胞に対しての影響力が強く、悪くない正常な細胞を攻撃してしまうと体の不調をきたしてしまうからです(これについては別の機会に書きます!)

 

人間の体には60兆個の細胞があると言われています。
始まりは1個の受精卵でしたが、細胞分裂を繰り返し大人に成る頃には60兆個まで分かれていきます。

細胞分裂とは全く同じ細胞をもう一つ作るということです。
そしてコピーされた細胞たちは、中身から外面まで全く同じ形をしています。

 

コピーされる細胞の一部に、ⅠMCHというタンパク質があります。
細胞の外面にくっついていますが、とても個性的で指紋のように個人によって形が違います。

このⅠMCHは細胞が自分の細胞である事の証明をしています(お家の表札みたいなものです)。

白血球はこのⅠMCHを基準に働いています。

ウイルスに侵された細胞はウイルスの断片をこのⅠMCHにくっつける事が分かっていますが、断片をくっつけられると姿カタチが変わり、白血球の攻撃対象になります。

 

このようにウイルスの断片を使い、あえて自分の細胞のカタチでなくなることを「非自己化」といいます。

自分の細胞ではない(様に見える)ので免疫システムからは異物として認識されます。

臓器移植をした時に拒絶反応が起こるのはⅠMCHが1つの原因です。
他人の細胞だとⅠMCHが違うので、白血球の攻撃対象になるのです。
(輸血が血液型だけでOKな理由は、ⅠMCHが赤血球の中にあるからです)

 

こうしてウイルスに侵された細胞は危険信号を発することによって白血球に助けてもらえることになるのですが、、、

 

ウイルス側も負けてはいません!

 

ⅠMCHによく似たタンパク質を作り、白血球の攻撃から逃げるウイルスがいるのです( ゚Д゚)

 

ずる賢いウイルスがいるのですが、そんなウイルスの話はまた来週で!

 

 

 


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