東洋医学と西洋医学  ~後編➁~

こんにちは

八広院の村越です。

今回は西洋医学と東洋医学それぞれの問題点について・・
今回は東洋医学(農耕の医学)について

一つ目は、耕し方を間違えたら・・

東洋医学で体の耕し方を間違えたりすると、自分で自分の体に穴を掘るようなものです。

変化が穏やかなので、

取り返しのつかない状態になるまで気がつかないこともあります。

二つ目は、狂暴な敵に襲われたら・・

どんなに体を耕しても、物凄い威力を持ち、

しかもスピードの速い悪者が侵入してきたら、手の打ちようがありません。

伝染病の場合などは、一刻も早く西洋医学の力を借り、

菌やウイルスを殺してしまうか、ワクチン等で未然に防いでおく方が賢明でしょう。

 

 

肥えた畠と痩せた畠では耕し方が違う・・

肥えた畠と痩せた畠では耕し方が違うように、

東洋医学は人間の体の個人差を大切にします。

人間の体の状態を天秤のように対照的に組み合わせた四組のタイプに分類しています。

「実」と「虚」  「表」と「裏」  「陰」と「陽」  「寒」と「熱」

などがあります。

これらタイプの違いにより、東洋医学では治療の内容が違ってきます。

西洋医学が心臓病とか、皮膚病とか、体の部分別に病気を治療するとすれば、

東洋医学では人間のタイプ別に病気を治療すると言っても良いでしょう。

人間の体のタイプは固定したものではなく、

自然の環境や生活の仕方、心の持ち方などの影響を受け絶え間なく変化し続けています。

体のタイプの判定にはいろんな基準がありますが、

診断する側の主観によって判定が微妙に違ってくることは避けられません。

東洋医学では、人間の感覚が患者を測る尺度の大きな部分を占めます。

しかし、人間の感覚ならではのこともあります。

科学的な検査では、とても察知することのできない身体の微妙な狂いを見抜くような場合です。

東洋医学は体のバランスを整える医学であるだけに、

バランスの崩れにはそれだけ敏感なのです。

 

東洋医学の最愛の特徴は、日常生活に密着していることです。

これはまた、東洋医学の最高の長所であるかもしれません。

興味・関心のある方はこの機会にぜひお問い合わせください

巣鴨総合治療院・整骨院 八広院  03-6657-0267

お待ちしております


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