当院の腰痛治療 その①

当院で腰痛の施術をする場合、大きく分けて2つのパターンがあります。

原因がはっきりしている腰痛か、原因のはっきりしない腰痛かに分けて施術法を変えています。

まず今回は、原因がはっきりしている腰痛の施術法を書いていきます。

原因がはっきりしている腰痛というのは、例えば、急に立ち上がろうとして腰を傷めてしまったり、重い物を意識しないで持ち上げて傷めてしまうなど、いわゆるギックリ腰のことです。

ギックリ腰は、傷めた直後は、患部が熱を持ち腫れていて、激痛を伴うので、患部に直接治療をしてしまうと余計に腫れ上がり悪化してしまうので、患部を触ることはほとんどありません。

まず、患部の熱を取るため、受傷部位はアイシング、その周りの組織は血行を良くするため温める「温冷療法」を行います。

次に、寝返りをうつことができれば(逆に言えば寝返りをうてるくらいの痛みのギックリ腰の場合)、自己療法である「一瞬整体のギックリ腰操法」を行います。これを行うと、背筋が丸まって来院した患者さんも、帰りにはスタスタ歩いて帰られます。

もし、寝返りもうてないくらい痛みの強いギックリ腰の場合、「かとう式鎮痛療法」で、痛みを散らして少しでも動けるようになってもらいます。

そして、最後に「キネシオテーピング」で、腫れを逃したり、筋肉の動きを滑らかにして動きを整えます。

ここまで施術しても、症状が良くならない方には、「コルセット固定」をして腰回りが動かないようにしますが、あまり長期の腰回りの固定は逆に痛みを長引かせるので、当院では、最長で1週間までの固定としています。

だいたい2〜3回施術をすると、患部の腫れが引いてくるので、腰回り、特に腰椎、骨盤、股関節、そしてその周りの筋肉の動きを正しくするためにマニピュレーション」を行い、傷ついた組織をもとに戻していきます。

そして、受傷から1〜2週間経って完全に患部の熱や腫れが引いたら、背骨、骨盤の動きに最後の遊びをつけるために「カイロプラクティックケア」を行い、体の動きを完璧にしていきます。

 

当院で、ギックリ腰の施術をする場合、平均で2〜4回の施術で日常生活に復帰10〜15回の施術で治療終了となることが多いです。(※あくまで平均です。それぞれの症状で施術期間や回数は変化します。)


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