当院の腰痛治療 その②

次に原因がはっきりしない腰痛の施術法についてです。

原因がはっきりしない腰痛というのは、長時間のデスクワーク、スポーツなどのオーバーワーク、普段使わない身体の使い方をしたときなど、日常生活の疲労の蓄積から痛みが出てくるものになります。

そういった腰痛の場合、痛みが出ているのは腰ですが、痛くなった原因としては、腰だけが悪いのではなく、全身の身体の使い方に問題があって、結果として腰痛になってしまった。と当院では考えます。

ですので、施術としては、局所のみを行うのではなく、「全身調整」を用いて身体全部を整えていきます。

まず、当院の全身調整では、「動診法」「スクリーニングテスト」によって、身体のどこに特に問題があるのかを調べます。

ここから施術をしていくのですが、まず、新日本延命学」で全身を緩めていきます。

次に、「動診法」と「スクリーニングテスト」で問題のあった箇所に「マニピュレーション」を行なっていきます。

特に腰痛の患者さんの場合は、股関節調整」や、「中臀筋操法」「腹斜筋操法」「大腰筋操法」「ディスクテクニック」「仙腸関節テクニック」などを使います。

また、腰の痛みから歩きづらくなってしまった患者さんには、「腰椎1〜5番調整」「腰仙関節調整」「仙腸関節調整」によって下半身の神経伝達を整え、下半身の踏ん張りを良くすると、歩き方が見違えるようになります。

その他にも、背骨や骨盤の動きが悪い方には、「カイロプラクティックケア」をして関節に遊びをつけたり、筋・筋膜の動きが滑らかでないところには、「キネシオテーピング」を貼って、筋・筋膜の動きを滑らかにしていきます。

さらに、筋肉疲労が強い方には、全身調整に加えて「カッピング療法」を同時に行うことで、一気に筋肉を緩ませることもします。

最後に、このような腰痛は、生活習慣の改善が無ければ、決して良くならないので、究極のセルフケアである「一瞬整体」を指導することで、身体の歪みを自分で整えられるようになってもらうのと、「生活習慣指導」をして、普段の生活から身体を傷める原因を減らしていきます。

 

このように疲労の蓄積から腰痛になってしまった場合、蓄積の期間が長ければ長いほど、1回2回の施術では治らないことが多く、少なくとも5回、多ければ20回程度は通院が必要となります。


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