巣鴨総合治療院・整骨院亀有院

適応疾患

脱臼


脱臼とは、関節を構成する骨同士の関節面が正しい位置関係を失っている状態。 程度により完全脱臼と不完全脱臼(亜脱臼)に分類される。 骨折や軟部組織の損傷を伴う ケースがある。関節とは骨と骨の連結部分であり、骨と骨が向かい合っている面がある。 この面が位置関係が本来の状態からずれた状態を脱臼と呼ぶ。 外力により発生するほか、 病的な原因で起こるケースがある。脱臼の症状のうち、脱臼固有の症状には弾発性固定、 関節部の変形がある。また、一般外傷症状(脱臼固有ではない症状)として疼痛、腫脹、 機能障害があげられる。 脱臼が見落とされるなどして長期間放置されると、徒手整復が 困難となるため、早期に治療を行うことが大切である。 脱臼の発生頻度は青壮年で高く、 小児や高齢者では比較的少ない。これは、小児や高齢者では外力が働いた場合に 脱臼ではなく骨折を起こすためと考えられている。なお、関節部の損傷を示す言葉の ひとつに捻挫があるが、これは関節包や靭帯の損傷を指す用語であり、骨の位置関係の 異常を指すものではない。原因による分類については、外傷性脱臼と病的脱臼にわけられる。 病的脱臼は麻痺脱臼・拡張性脱臼・破壊性脱臼がある。 関節面の相対位置による 分類については、前方脱臼・後方脱臼・上方脱臼・下方脱臼・側方脱臼・内側脱臼・ 外側脱臼・中心性脱臼(内方脱臼)にわけられる。固有症状は弾発性固定・関節の変形が みられる。一般外傷症状は熱感・疼痛・腫脹・関節血腫・機能障害がみられる。 人体には自己修復能があり、また素人治療が施される事があるが、脱臼の整復には原則として専門家の手を必要とする。素人治療のあげく、正確な定位置に復元されていない状態で 長時間が経ってしまうと、関節が変形した状態で固定されてしまい、将来痛みや 炎症の原因ともなりうる。整復には固定が必要であり、関節の回復は遅くおよそ6~9ヶ月 かかる事からも根気良く時間をかけ修復する必要があるが、肩関節や顎関節は日常で使う 部位であり、長期固定が難しい事もあり脱臼が習慣化する事が多い。自分で整復できた 場合でも専門家や医療機関での受診が必須である。関節内の損傷状況により固定、 リハビリテーション、加療が必要となる。 特に、靱帯などや周辺の筋肉損傷、骨折、 神経組織を圧迫している場合もあるので、素人判断は禁物である。外傷性脱臼を起こしたあとに、軽微な力で脱臼を繰り返すことがあり、これを反復性脱臼と呼ぶ。 治療を中断して固定期間が不足した場合、腱の付着部位が剥離骨折している場合などに 発生する。肩関節、顎関節に発生しやすい。また、明らかな外傷がないにも関わらず軽微な 力で脱臼を繰り返すものを習慣性脱臼とよぶ。関節の弛緩など素因がある場合に 発生することがある。

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